人間関係は楽しい!ストレスが少なくなる悩みへの考え方

人間関係での悩みについて、ストレスを少なくする方法などを書いています。

嫌なことの理由を人のせいにしてしまう 言い訳をしないようにする考え方

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■嫌なことがあると人のせいにして解決してしまう■

嫌なことがあったときに、相手のせいにして解決してしまう。

このようなことは多いものですが、相手のせいにして終わりにしてしまうと、
相手が変わることはあまり無いので、根本的に解決にならず、
何度も同じ嫌なことが起きてしまうことがあります。

そうならない為には、相手のせいにして、
言い訳をしてしまうクセを直す必要があります。

相手のせいにしないようにするには、
嫌なことが起きたのは、相手が悪いのではなく自分が悪いと考えることです。

■自分の考え方で嫌なことが嫌になっている■

嫌だと思うことは人それぞれ違います。

ある人は犬が大好きで、犬を見ると嬉しくなっても、
犬が嫌いな人が犬を見れば、嫌な気分になるものです。

このように、その人が嫌だと思うものが、なんなのかで、
嫌だったり嬉しかったりするものです。

嫌なことというのは、ほとんどが人間関係を通じて起きてきます。

たとえば、人間関係が嫌になったときに、引きこもりなどをすれば、
外界からの人間関係での刺激が無くなることにより、
人間関係での嫌なことはグッと減るでしょう。

もちろん、引きこもるにしても、家族と接したりする場合は、
家族との人間関係でのストレスは変わらないかもしれません。

一人暮らしなら、ほとんどの人間関係を減らすことは出来るでしょう。

しかし、遮断するという行為は、自然に解決することでなければ、
乗り越えた、ということとは違うので、引きこもっている間は、
「いつ、また嫌な人間関係を行わなければいけないんだろうか」
という不安が付きまとうことにより、
長く行えば行うほど不安の方が大きくなっていきます。

つまり、相手を嫌だと思う自分の気持ちを変えなければ、
嫌なことというのが、変わることは少ないのです。

特定の相手に対して嫌だと思う場合に、
たとえば、短気な人が自分は嫌いだとします。

人間関係を行う上で、短気な人はどこにでもいます。

いきなり激怒して切れる人は少ないにしても、
何か相手の気に障るようなことを言ったら、
急にイライラし始めるような人は多いものです。

そのような人が、様々な場所にいるとわかっているのに、
その相手が居なくなることや、そういう人と出会わないことを願うだけでは、
根本的な解決になることは少ないでしょう。

自分の考え方で、相手を嫌になっているのならば、
自分の考え方(捉え方)を変えれば良いのです。

■本当に困ることというのは少ない■

考え方を変えれば良いと言われても、
いままでの考え方を変えるのは、難しいように思う人もいるでしょう。

「自分が何が好きで何が嫌いか」
ということを、ある程度ハッキリ言える人はいますが、
「なぜ好き(または嫌い)なのか」
ということを具体的に言える人は少ないものです。

なぜなら、
「誰かが言っていたから」
または、
「なんとなく」
で、そう思い込んでいることも多いからです。

そして、
「本当にそれが嫌で、自分は困るのか?」
ということを考えた時に、実際にそんなに困ることはないのです。

たとえば、職場に短気な人がいて、その人と話していると、
いつ怒り出すかわからないので、すごく言葉を気をつけなければいけないとします。

実際、言葉を気をつけて話すのは、そんなに困ることでしょうか?

誰でも初対面の人や上司に対しては、毎回言葉を気をつけて話しています。

好きな相手には嫌われたくないからと、すごく言葉を気をつけて話すこともあります。

そのように、普段から言葉は気をつけて話しているのに、
すぐ怒り出す人に対しては、言葉を気をつけて話すことが嫌だと思うのは、
自分の行動に対するメリットやデメリットを感じいてる部分の視点が、
ズレていることがあります。

■デメリットばかり考えるとストレスになる■

嫌な人と話すときにストレスを感じる人は、
相手とは良い関係を築ける気がしないので、
出来るだけ相手にエネルギーをさきたくない、
だから相手と話すと無駄なエネルギーを使ってしまう、
という風に思い、相手との関係にデメリットがあると感じているのです。

嫌だ嫌だと思うと、ストレスにより、視野が狭まり、
デメリットにしか目がいかなくなることがあります。

デメリットを中心に考えるのではなく、
メリットを重視して考えると、ストレスは減ってきます。

たとえば、短気な人と話をする場合に、気疲れをしてしまうと考えていた場合は、
自分は今、相手を怒らせない話し方を身に付ける勉強をしていると思えば良いのです。

相手を怒らせない話し方と言うのは、
相手が怒るポイントを会話に出さなければ、
怒られることはグッと減ってきます。

そのように、ポイントを上手く捉えて会話が出来るようになれば、
他の短気な人とも、怒らせずに話しやすくなります。

一度身に付いたテクニックは、様々なところで応用できることが多いので、
短気な人を怒らせないように会話が出来るようになれば、
別のところで出会った短気な人とも、
怒らせずに会話が出来るようになったりします。

対処方法がわかれば、ストレスと言うのはほとんど無くなってしまうのです。

大きなストレスを感じる原因は、対処できないという不安から起こるものです。

デメリットばかりにとらわれるのではなく、
デメリット重視からメリット重視なものの見方をすると良いでしょう。

■考え方は毎日の習慣によるもの■

普段デメリットばかりに目がいく人は、
メリットを考えようとしても、なかなか思いつかないことがあります。

それは、普段メリットを考えてものを見ていなかったからなのです。

いきなり慣れていないことを行おうとしても、難しいのは当たり前ですが、
慣れてしまえば、なぜ難しいと感じていたのかがわからなくなるくらい、
簡単にできるようになるものです。

普段の考え方は、毎日の習慣が生み出しているものです。

情報が少なすぎても、新しい考え方をするのは難しくなります。

たったひとつ、衝撃的な情報を知るだけで、
考え方が大きく変わることはよくあることです。

その為には、知ることを続けていかなければなりません。

去年はそれで良かったと思っていたことが、
勉強を続けていくことで、違う考えになることはあります。

何かが変われば、また何かが変わるものです。

何も考えない習慣を続けていれば、考え方が変わることは少ないでしょう。

「相手のせいにしないようにするには、どのように考えれば良いのか?」
「自分が原因だとすれば、何が原因になっているのか?」
ということを考えながら、問題に取り組めば、それに応じた情報が見えるようになってきます。

勝手に向こうから情報が飛び込んでくることもありますが、
基本的には少ないものです。

あっちから飛び込んでこないならば、
こっちから探しにいけば良いのです。

わからないことは、調べればいくらでもわかるものです。

探すという手間は、最初は煩わしく感じることもありますが、
探して知ることにより、大きく変化して、
ストレスがどんどん少なくなれば、探す手間よりも、
成長するメリットの方が大きく感じるようになるので、
探さないことの方が、デメリットを感じるようになってきます。

人のせいにしないようにする為にも、
まずは自分が変われるように、毎日行動をしてみてください。