人間関係は楽しい!ストレスが少なくなる悩みへの考え方

人間関係での悩みについて、ストレスを少なくする方法などを書いています。

話すのが苦手な人が気になる人と仲良くなる方法 友達の作り方

f:id:ningenkankeitanosii:20150825172914j:plain

■気になる人と仲良くなりたい■

職場や学校など、自分が頻繁に行く場所で出会う人の中に、男女問わず、
「この人と仲良くなりたいな!」
と思える人が現れることがあります。

全然話したことがなかったりすると、気になるけれど、
緊張などから上手く話しかけられなかったりもします。

そんな相手と仲良くなるには、まずは話す機会を増やす必要があります。

■待っているだけでは進展しない■

「話しかけてくれないかなー」
と、受け身で待っている人は多いものです。

相手も同じく仲良くなりたいと思っているかは、
行動しないうちは、実際のところどうなのかは分かりません。

もし、相手も同じように仲良くなりたいと思っているとしても、
相手もこちらに話しかけられるのを待っている受け身の相手だと、
なかなか進展がありません。

一度も話したことが無い相手の場合は、
まずは、一言でも良いので、声をかけるようにしてみましょう。

最初は挨拶を交わせるようになることです。

相手と自分がいる場所が物理的にいつも遠いと、
挨拶すらあまり出来ないこともあるでしょう。

そういうときは、何かを取りに行くふりをしたり、
トイレなどを同じときに行くようにしたりして、
出来るだけ挨拶が出来るような距離を自分で探してつくっていきます。

普段全く挨拶も交わさないのに、
いきなり話しかけても警戒される可能性が高いですが、
普段挨拶をしっかりする関係になれば、
あとは、挨拶をするときに、一言何かを言うようにすると良いでしょう。

挨拶以外で話しかけるのは、たった一言で大丈夫です。

「今日は良い天気ですね!」
「今日は忙しい日ですねー」
「昨日は楽しかったですね!」

など、相手も一言二言で返事が出来る内容なら、
こちらと話すことも億劫ではないでしょう。

気になる人と仲良くなりたいと思っていると、
最初から沢山話したいと思うのは当たり前ですが、
まだそんなに仲良くなっていないうちは、一言だけ声をかけていって、
相手と自分が言葉を交わす、ということに慣れることを優先してください。

いつも出会う人に声をかけられて嫌がる人は少ないものです。

話しかけてくるということは、こちらに好意が少なからずあるんだな、
と思うのが普通です。

自分が人に嫌われるような振る舞いを普段していないならば、
人に話しかけても、嫌がられることは非常に少ないでしょう。

笑顔で挨拶をされて、嫌な印象を持たれることは、ほとんどありません。

まずは、気になる人に笑顔で挨拶が出来るように、行動してみましょう。

■接触が増えたら会話を増やす■

相手と挨拶などのやりとりで、接触回数が増えてきたら、
次は会話を増やしていきます。

普段、挨拶と一言言葉を交わすところまで出来るようになったら、
会話をすることに挑戦してみます。

会話は趣味の話でもなんでも良いですが、
特に相手が興味のある話をすると長く話しやすくなります。

自分が興味のある話をしても、会話は出来るかもしれません。

しかし、相手がその話に興味が無かったら、
面白くない話をする人=あまり好感が持てない人
という印象になってしまうことがあります。

そうならない為にも、相手のことを聞いてみて、
興味のありそうな話題を探してみましょう。

趣味がスポーツならスポーツの話をして、
好きな食べ物が分かったら、その話をしてみる。

自分がどうしても興味も知識も無いものを相手が好きな場合は、
そのことについて、相手に教えてもらうと良いでしょう。

自分が好きなことを話すのが嫌な人は少ないものです。

全く自分では興味が無かったことも、
気になる人の話を聞いているうちに興味が出てきて、
自分の趣味が広がることもあります。

このように、最初は相手の好きな話を積極的にするようにしてみましょう。

■何事も小さなことからはじめてみる■

ものごとが上手く行かない人の多くは、
自分を高く評価しすぎていたりして、
小さなことから始めないで、失敗しています。

何かが続けられないときや、上手く行かないときは、
今、行っていることの半分のところからスタートしてみると良いでしょう。

たとえば、気になる人に話す場合は、
最初から沢山話そうとして話しかけても、
お互いが、かなり会話上手な場合以外は上手く行きません。

相手が警戒心が強かったり、そもそもあまり話すのが得意ではない人の場合は、
小さいことから積み重ねて、距離を縮めていく必要があります。

今行っていることが上手く行かないときは、

「自分ならこのくらい出来て当然だ」
「このくらいは最初から出来るのが当たり前だから、
出来ないのは恥ずかしいことだ」

などの思い込みが強い可能性があります。

特にプライドが高かったり、能力が高い人が、
この思い込みに陥りやすかったりします。

誰でも慣れないうちは、簡単な小さなことから始めないと、
続けることが出来なくなります。

行うことの大半は、一瞬だけ上手く行けば良いということよりも、
継続する必要のあることが多いものです。

気になる人に話しかけるのも、
一回だけ話せれば良い、というわけではないでしょう。

これからも何度も話したりしたい、という継続が必要になる状況の場合は、
自分がこれからも継続できる方法で行動する必要があるのです。

小さなことをする場合は、あまり疲れもしないものです。

自分の行っていることで疲れが激しい場合は、
その半分くらいまで落としてみると、上手く行くことが増えてくるでしょう。

行動を続けていくと、途中からコツのようなものが見えてきて、
急に沢山出来るようになったり、スピードが速くなることがあります。

友達関係なども、最初は一言話すのも大変だったとしても、
お互いのことを知っていくうちに会話がはずんで、
何時間でも話せる仲になることは、とても多いものです。

まず、自分が続けていくことが出来る状態を作らないと、
相手がいくら楽しくなってくれても継続が出来ません。

逆に自分だけが楽しくて相手がつまらない場合も、
段々相手がそっけなくなって、関係が終わってしまいます。

お互いが楽しくなるような方法を考えて、行動してみましょう。

■どうしても合わない場合は、それをきちんと受け入れる■

最初に自分が仲良くなりたいと強く思っても、相手と接触して知っていくうちに、

なんだか合わないな、と思うことが増えてくることもあります。

考え方や趣味が全く合わない場合は、無理に関係を続ける必要もありません。

最初に大きく相手に捉われて、大きく努力をして長く時間をかけると、
かけた労力や時間が無駄になるのが嫌で、
なかなか諦められなくなったりもします。

最初から無理をしないようにすれば、相手への捉われも少なくなるものです。

人は成長と共に変化していきます。

その変化の過程で、今まですごく話しが合っていた人と、
合わなくなることもあるでしょう。

恋人でも友達でも、変化して合わなくなったときに、
無理に一緒にいると、イライラしたりして、
相手に思いやりを持てなくなることがあります。

完全に別れることを決断しなくても、
一時的に距離を置くことで、思考が冷静になり、
見えなかったものが見えるようになることもあります。

関係が良くないときに距離を置くことは、
お互いに冷静になる上で、必要となることもあるのです。

捉われる関係ではなく、
お互いに楽しい関係になれるように考えて行動してみて下さい。