相手を妬んでしまう! 友達に嫉妬しない方法
■相手を妬んでしまって辛い■
嫉妬をしないようにするには、
嫉妬が起きる理由を知り、嫉妬に対してしっかり考える必要があります。
自分がなかなかできないことや、こうなったら良いなと思っていることを、
友達ができてしまったりすると、相手を妬んでしまうことはありますね。
好きな友達が喜んでいるなら、自分も心から喜んであげれたら良いなと思っても、
羨ましかったりすると、素直に喜ぶ気持ちになれないことがあります。
誰でも一度は相手に嫉妬することはありますが、
その嫉妬も強すぎれば、自分も相手も苦しくなることがあります。
■嫉妬心が起きる理由は見方のバランスがとれてないから■
嫉妬心が起きる理由は、見方のバランスがとれてないことにあります。
嫉妬が起きるときというのは、自分よりも相手のほうが、
優れていると感じたときです。
たとえば、友達に恋人ができたのが羨ましかったり、
高い物を買っているのを見て羨ましく感じたり。
自分にはできない羨ましいと思うことを、相手がしているときに
嫉妬の感情が発生します。
ですが、嫉妬をあまりしない人もいます。
そういう人は、相手に起きていることを冷静に分析して見ています。
たとえば、先ほどの友達に恋人ができて嫉妬してしまう場合には、
恋人ができることでの楽しいこともありますが、
同時に些細なことが気になるようになったり、お金がかかったり、
時間も恋人にさくことで少なくなったりと、デメリットも当然あります。
羨ましいと思う人は、相手のメリットにしか目が向いていませんが、
嫉妬しない人は、総合的にメリットとデメリットを冷静に見ているため、
嫉妬するほどまで捉われることがないのです。
そして、人によってメリットと感じる部分と、
デメリットだと感じる部分が違うこともあります。
嫉妬が多かったり強かったりする人は、ネガティブな思考が多いのに、
相手に起きていることに対しては、
ポジティブに捉えすぎていることがあるのです。
誰でも自分に不利になるようなことを、人に沢山言いたくはないものです。
恋人ができたけれどあまり上手くいってないのに、
すごく上手く言っていて幸せだと言う人もいます。
恋人が欲しい人で、恋人ができるなら、
どんなデメリットがあっても構わないと思う人は少ないでしょう。
できない理由や欲しいものが手に入らない理由も、嫉妬する理由も、
見方のバランスがとれてないことにあるのです。
■本当は自分では思っていないのに、周りの影響で嫉妬することもある■
本当は自分では思っていないのに、周りの影響で嫉妬することもあります。
嫉妬をしている本人は、当たり前だと思っていても、
嫉妬するまでに起きた思考の流れの中に、
自分の意思とは関係がないものが入っていることがあります。
たとえば、恋人はいなければいけないと周りが言っているとします。
そうすると、自分は恋人が欲しいと最初は思っていなかったとしても、
「恋人がいないことは周りがおかしいと言っているから、
いない自分はおかしな人だと思われてしまうから、
恋人をつくらなければいけないんだ」
と焦ることがあります。
純粋な人ほど、周りの言葉に左右されやすいものですが、
恋人がいなくて困ると思っているのは、
本当に自分なのかを考えてみる必要があります。
自分が困ると思っていることは、今まで見て聞いてきたことが軸になっています。
実際に本当に困ることというのは、そんなに起こることはありません。
色々なことが人生では起きますが、
なんだかんだで乗り越えられるものばかりです。
そのときは苦しいと思っていても、後になれば、その経験があったから、
今、こんなに成長できたんだと思えることが起きているだけなのです。
とくに、自分で思考しているつもりでも、周りに合わせすぎて、
自分で自分のことを考えることをいつのまにかやめてしまい、
本当に自分が求めていることではないことを、
必要だと勘違いしている場合もあります。
そういうときは、具体的に本当に困るのかを考えれば、
ただの思い込みだったのか、自分で本当に欲しているのかがわかるでしょう。
■嫉妬しない方法は自分に自信を持ち信じること■
嫉妬しない方法は、自分に自信を持ち、信じることです。
嫉妬が多い人は、劣等感が強い可能性があります。
そして劣等感が強い人は、自分に自信を持てない状態にあります。
本当は素晴らしい能力を持っていて、羨ましいと自分が思った相手が、
羨ましいと逆に思ってくるくらいの力を持っているにも関わらず、
劣等感による自信のなさから、行動がセーブされすぎていて、
能力を上手に出せなくなっていることがあります。
恋人が欲しいと思っているならば、
自分も恋人をつくる行動をすれば良いのですが、
劣等感が強い人は、恋人をつくる目的が、
本来の自分に合っていない理由で探そうとしていたりします。
たとえば、本来の自分は、優しくて一緒に居て心が癒されるような相手を、
恋人にしたいと思っているとします。
しかし、劣等感が強い場合は、自分の意思よりも、
周りの意見に合わせようとするところがあります。
周りにいる人が、外見を重視する人達ばかりだった場合、
自分に恋人ができたときに、外見があまり良くない相手だと、
周りに良く思ってもらえないから、本来は性格重視で恋人をつくりたいのに、
外見重視で恋人をつくってしまうことがあります。
そうなると、自分の友達がもっと外見の良い人を恋人にした場合に、
嫉妬することになります。
嫉妬というのは、比較が強いときに強くなるものです。
色々なレベルというのがありますので、高いものもあれば低いものもあります。
どちらが良い悪いというものでもありません。
それを総合的に見るのではなく、部分的に高い部分にばかり注目してしまい、
その視点で相手と比べるので、嫉妬が強くなるのです。
誰でも劣っているところもあれば、優れているところもあります。
自分に自信がないと、劣っている部分にばかり目がいき、
人を羨ましがって、嫉妬が強くなってしまうのです。
■嫉妬を消すには自分を高めることが必要■
嫉妬を消すには、自分を高めることが必要になります。
自分というものがあまり確立できていないときは、
嫉妬があるから自分がどこへ向かいたいのかが見えることがあります。
お金持ちになりたいと思っているけど、まだお金持ちではない人は、
お金持ちに嫉妬することもあるでしょう。
友達に臨時収入が沢山入ってきたら、
羨ましくて妬んでしまうこともあるでしょう。
でも、そのようなことが起こることで、
本当に自分がしたいことが見えることがあるのです。
羨ましいと思うということは、自分はそれがしたいと思っていることと同じです。
したいことがわかっているなら、
それをできるようになるために行動をすれば良いのです。
嫉妬は目標に向けて行動していけば減っていきます。
なぜなら、自分が目標に近づいていけば、比べることがなくなるからです。
嫉妬している人と同じ状態になれば、
相手よりも自分が劣っているとは思わなくなるので、嫉妬も消えてしまうのです。
自分を変えずにずっと嫉妬をしているだけの自分が嫌だから、
嫉妬をしたくないと思うのです。
自分を変えるときは、どうなるかわからないので、
不安や恐怖が出てくることもありますが、それは当たり前のことです。
自分を変えずに、ずっと嫉妬して生きるのと、
はじめは不安や恐怖があって少し怖いけれど、
それを乗り越えて嫉妬しない自分になるのと、
どちらが自分にとって楽しいかを考えると良いでしょう。
不安や恐怖はずっとは続きません。
続くとしたら、自分で続くような思考や行動をしているからなのです。
今のままでは現状は変わりませんが、自分が少しずつでも動き出せば、
現状はどんどん変わってきます。
変わりたいと思った時点で、変わる方向へときているのですから、
不安や恐怖に負けずに、少しずつで良いので、
嫉妬からさよならする自分へと、行動をしてみてください。
■まとめ■
嫉妬心が起きる理由は、見方のバランスがとれてないことにあり、
本当は自分では思っていないのに、周りの影響で嫉妬することもあります。
嫉妬しないようにするには、自分に自信を持って自分を信じて、
自分を高めることで嫉妬は消えていくでしょう。
自分と向き合うのは難しいように思うかもしれませんが、
自分とは一生付き合っていくものですので、
変わりたいという気持ちが芽生えたなら、少しずつで良いので、
自分のことを自分が良いと思えるほうへ変えていってください。