人間関係は楽しい!ストレスが少なくなる悩みへの考え方

人間関係での悩みについて、ストレスを少なくする方法などを書いています。

嫌なことを言われてストレスになる 相手の言葉を変える方法

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■嫌なことばかり言う人にうんざりしている■

職場や友達の中に、嫌なことを言ってくる人というのは、
少なからず、いるものですね。

こちらが気にしていることをズバリと言ってきたり、気にしていなくても、

誰もが言われたら傷つくようなことを平気で言ってくる。

そのような相手にストレスを感じる人は非常に多いでしょう。

そんな相手に、
「そんなこと言わないで!」
と伝えても、
「怒らないでよ!気が短いわね!」
などと言われて、結局相手は変わらず、
その人と絡むと頻繁にストレスになってしまう、
ということがあります。

そんな場合に相手の言葉を変えるには、
どのように対処すれば良いのでしょうか。

■人間関係は持ちつ持たれつである■

様々な場所での人間関係は、
助け合って成立していることが大半です。

「いいや!私だけが頑張っている!」
と思う人も中にはいるかもしれませんが、
人と一緒に生活している(仕事をしている)以上は、
相手に全く迷惑をかけない人は少ないものです。

グチや悪口が多い友達がいて、
「あの人の話を聞くのは疲れる」
というように思う人もいるでしょう。

「相手の話を聞くのが疲れる」
と言う人が、本当に常に相手の話しか聞いていない、
ということは、実際はほとんどありません。

人の話を聞くことがあれば、
自分も誰かに自分に起きた話をしているものです。

言う手段が、たとえチャットやメールなどだったとしても、
そこには聞いてくれる相手が存在しているのです。

そして、自分が誰かに話している内容は、
必ずしも話しを聞いた相手が、
楽しいと思う内容かどうかはわかりません。

相手の話を聞いて、
「面白くないなー」
と思っても、自分も誰かに話すときに、
面白くない話やグチや悪口を言っている場合は、
「私も普段面白くない話しもしてるんだから、
相手の話もちゃんと聞いてあげよう」
と思えるものです。

いくら自分では意味のある話だと思っていても、
相手が同じように思うかどうかは、
相手にしか、その真相はわかりません。

相手がイライラしたりストレスになっている様子が無く、
離れてもいかないのであれば、
少なくとも話を聞くことを嫌ではない相手であると考えられます。

しかし、そのような持ちつ持たれつを全く理解できず、
自分が話すばかりで、相手の話を聞かない人もいます。

さらに、その内容が、
話を聞いてくれている相手を、
不快にさせるような内容であることもあります。

■相手の言葉を変えるには、すぐに自分が言ってほしい言葉で言い返す■

美容室で髪を切ってきて、
そのヘアスタイルをはじめて誰かに見せる日は、
なんて言われるか、結構緊張するものです。

ヘアスタイルを変えたときに、
「その髪型似合わないね、前の方が良かったよ」
「そのヘアスタイル変じゃない?なんでそんなふうにしたの?」
と、誰が言われても不快になるような言葉を言ってくる人も、
少なからずいます。

言ってくる理由は、単純にそう思った場合もあれば、
ヘアスタイルを変えたことで、
その人が可愛く(カッコ良く)なっていたので嫉妬した、
などの場合もありますが、相手に対して、
言われて嬉しくないことを言う人は、
人の気持ちを考える余裕が無い人か、
人を傷つけることで、優越感に浸りたい人などに多いものです。

その人は、そのような言葉遣いで困ってはいないから、
いつもそのような言い方をしてくるわけです。

しかし、言われた人は、ストレスになります。

そのストレスを少しでも減らす為には、
相手に嫌なことを言われた場合は、その後にすかさず、
自分が言ってほしい言葉を言い返すことです。

たとえば、先ほどのヘアスタイルの話の場合、
「その髪型似合わないね、前の方が良かったよ」
と言われた場合は、
「○○さんはそう思うんだね、
私はこの髪型気に入っているから変えて良かったよ!」
と、本来言ってほしかった言葉
(この場合はヘアスタイルを変えて良かった、というところ)
などに変えて、すぐに相手に言い返します。


この流れを繰り返すことで、相手の中に、
こう言えばこう返される、という流れが入ることで、
あまりトンチンカンなことを言わなくなることがあります。


それでも、

「気に入らない」

と、ずっと言ってくることもあるかもしれませんが、
それは相手がそう思っているわけですから、
どうしようもありません。

自分は自分の好きなヘアスタイルにして満足しているなら、
否定的なことを言う人に気持ちを合わせる必要は、
無いのだと思います。

表面的な言葉を相手に合わせることは、場合によっては必要でも、
自分の心の中の気持ちまで合わせる必要はありません。

否定的なことを言われたら、
肯定的な言葉ですぐに相手に返すと良いでしょう。

■具体的ではない意見は、そもそも何も考えずに言っていることが多い■

自分が思わなかった意見を相手に言われたら、
その意見を参考にはする、
という程度に受け止めるようにすると良いでしょう。

先ほどのヘアスタイルの話ですと、
ヘアスタイルが変だと相手に言われた場合は、
「どの変が変だと思ったの?
次のヘアスタイルの参考にしたいから、
具体的に聞きたい!」
と言えば、具体的に言ってくれる人は、
かなり具体的に言ってくれるでしょう。

そのときも、相手が具体的には教えてくれなくて、
「変なものは変に見えるんだもん!」
と、具体的な話しすらしてくれない人の場合は、
そもそもあまり真剣に考えて言ったわけではなく、
道に花が咲いていて、
「あ、花が咲いてる」
と、一瞬思ったことを、いちいち言ったくらいに、
思ったことを単純に言っただけなのです。

そんな、特に何を思ったわけでもない一言に、
いつまでも振り回されるのは、とても、もったいないことです。

具体的な言葉で返せない相手の話は、
思いつきでパッと言っているだけのことが多いものです。

■相手の意見は次への参考として聞く■

きちんと参考になりそうな具体的な意見を言ってくれた場合、

「そのヘアスタイルだと、頭が重く見えて、太って見えるから、
もう少し軽い髪型にした方が良いと思う」
などと言われた場合は、それを聞いて、
自分が確かにそういうところもあるなと思えたら、
次にヘアスタイルを変えるときに、
参考にして、ヘアスタイルを調節すると良いでしょう。

相手の意見を全く参考にしないというのも、
独りよがりになりすぎて、良いものを作っていくことに、
ブレーキがかかってきてしまいます。

人の意見に左右されすぎても、コロコロと変えすぎて、
落ち着きがないように見えてしまいますし、自分も混乱します。

自分の中で、最初にある程度考えて、考え方の土台を作っておけば、
相手の意見を参考にするときに、調節しやすくなります。

■土台の無い考え方をすると、人に振り回されやすくなる■

何を考えるときも、何も土台が無い考え方をしてしまえば、
先ほどの相手の気持ちを考えないような人に意見を言われて、
その度にストレスになってしまうのです。

ストレスに感じることの多くは、
わからないからストレスに感じてしまうのです。

わからないことというのは、
不安や恐怖を生み出します。

その不安や恐怖がストレスへと変わるのです。

ストレスを減らすには、まず、自分が何かをするときに、
なぜそのように私はしたいのか、などをきちんと考えて、
考え方の土台を作るようにすると良いでしょう。

そうすれば人の意見も、自分の元々の意見と照らし合わせて、
どこをどのように参考にすれば、次に活かせるのかが、見えてくるでしょう。

自分が考え無しに行動していると、
自分の周りにもそのような人が増えてきます。

それが楽しければ問題はありません。

しかし、それで大きなストレスを抱えるならば、
今までのように考えず行動するのではなく、
きちんと自分の行動を考えて行えるようにすれば、
人に意見を言うときも、考えて意見を言ってくれる人が、
自分の周りに増えてくるでしょう。

自分の周りにいる人は、自分が引き寄せた人です。

嫌な人が身近にいるということは、
自分が相手の嫌なところと近いものを持っている可能性が高いのです。

嫌な人がいても、絡まないということもできますし、
相手にとらわれない程度に上手くつき合う人もいます。

変わらない相手が悪いのではなく、
自分自身が、相手との関係を何かしら変えようとしなかっことが、
結果として今も出ているだけなのです。

変化をするときは、どうなるかわからないことから、
とても不安や恐怖を感じます。

しかし、行動しているうちに、沢山失敗したりして、
こうすればこうなる、ということがわかってくると、
不安も恐怖も無くなってきます。

相手を変えるには、まず自分が変わってみると、
最初に相手を変える方法をとるときよりも、
簡単に相手が変わってくることがわかるでしょう。

人を変えることに比べれば、自分を変えることの方が、
はるかに簡単に出来るものなのです。