人間関係は楽しい!ストレスが少なくなる悩みへの考え方

人間関係での悩みについて、ストレスを少なくする方法などを書いています。

人間関係を真面目に考えすぎてストレスになる! 適当に生きる方法

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■人間関係を真面目に考えすぎてしまう■

人間関係を真面目に考えすぎる人がもう少し楽に生きるには、
真面目に考えてしまうようになった理由と、
適当になる方法(考え方)を知る必要があります。

真面目なことは良いことですが、あまりにも真面目に考えすぎると、
人間関係でも仕事でも辛くなることがあります。

適当に行動している人を見ると、

「私はこんなに真面目に頑張っているのに、
あの人は適当で楽ばかりしている」

などと考えてしまい、イライラして許せなくなることもあるでしょう。

元々、真面目な性格の人もいますが、
真面目すぎるほどになってしまったのには原因があるものです。

その原因をきちんと考えることで、
適当に生きるということを考えられるようになってきます。

■真面目に考えすぎる理由は恐怖や捉われが強いから■

真面目に考えすぎる理由は、恐怖や捉われが強いからです。

人は生きている間に色々な人と出会い、様々なことが起きます。

自分の近くにいる人が、自信があって適当に生きることができる人ばかりだと、
その相手の影響を受けて、本人も適当に生きる方法を知ることができます。

しかし、自分の近くにいる人が真面目だったり、
劣等感が強くて、何かを行ってできなかった場合に、
できないことに対して怒ったり、悲しそうな反応をすると、
そういう反応を受けたほうは、

「もっとしっかり真面目に生きなければ人に嫌われてしまう」

という恐怖が生まれ、嫌われたくないという部分に捉われることで、
何でも真面目に考えるようになり、

「こうでなければいけない」

という考えに捉われてしまうようになります。

劣等感が強い人で、自分が劣等感が強いと自覚している人もいれば、
全く気が付いていない人も沢山います。

劣等感が強い本人も、今まで沢山の人に劣等感を持たされてきたので、
そこから抜け出す方法を知らないのです。

自分に自信があれば、周りに真面目な人が多くても、
マイペースで進んでいくことはできます。

ですが、自分に自信がないときは、周りの影響で大きく自分ができてしまいます。

真面目すぎる自分が嫌だと思うのならば、
自分が捉われている思考と向き合う必要があります。

解決策がわからないと、いつまでたっても上手くいかないことがありますが、
その解決策が、自分にとって見たくないようなものであると、
いつまでたっても変えることができなくなることがあります。

■真面目すぎると警戒しすぎて相手に心を開けなくなる■

真面目すぎると、警戒しすぎて相手に心を開けなくなることがあります。

真面目に考える人は、常に頭の中に、

「こうでなければいけない」

という考え方があります。

状況によって、考え方を柔軟に変えるという発想が、
真面目に考えすぎてできなくなっているのです。

人それぞれ考え方は違いますし、体調や起きたことによっても、
そのときそのときで、反応は変わるものです。

真面目に考えすぎる場合、

「自分はAという行動をしたから、相手はBという行動をするはずだ」

と、頭の中で予測してしまいます。

しかし、人間はみんな違いますので、考えたような反応をされることもあれば、
Aという行動をしたのに、Cの反応をされたり、
Dの反応をされることも頻繁にあります。

Aという行動をしたときの相手の反応をすべて予想できれば、
ほとんどすべてのことに対して柔軟に対応できるようになるかもしれません。

ですが、生き物というのは、予想を超えた反応をすることの多いものです。

最初から予想できるようなことばかりでは、
何をするにも、学ぶことがなくなってしまいます。

かといって、予想が全くできない場合も、恐怖や不安が強くなるので、
相手が怖くなり心を開けないという状態になってくることがあります。

そうならないためには、ある程度は予想することも必要となりますが、
そこに捉われすぎないようにすることです。

考えても考えても、新しい要素が加われば、
また変化してわからなくなるものです。

永遠と同じことを考え続けても疲れてしまうので、
ある程度のところで、考えを終える必要があります。

このような捉われにより、自分が相手に心を開けないと、
相手も心をなかなか開いてはくれません。

心を開いてくれなければ、上辺だけの言葉でのやり取りのみになりますので、
相手が何を考えているのかがわからず、結局、
不安や恐怖に苛まれてしまうのです。

■いくら考えても、わからないことはわからない■

いくら考えても、わからないことはわかりません。

怒らせるようなことを相手にしてしまったと思ったときに、相手が言葉では、

「大丈夫だよ、全然怒ってないから」

と笑顔で言っていても、本当はかなり怒っていることもあれば、
本当に全く怒っていないこともあります。

行動と言動が一致しないこともよくあります。

その場合は、行動を見るほうが正確な判断はしやすいでしょう。

しかし、その行動を読むというのも、勘違いしてしまうときもありますから、
あまり気にせず、自分が相手に悪いことをしてしまったのであれば、
次はしないように気をつけるなどをして、自分を変えていくと良いでしょう。

■人を理解しようとするよりも、自分を理解しようとするほうが簡単■

人を理解しようとするよりも、自分を理解しようとするほうが簡単です。

人の心の中は読めませんが、自分の心の中は自分は見ることができます。

「自分では自分がよくわからない」

と悩むこともありますが、自分がよくわからないときというのは、
自分と向き合うことをしてないからわからないことが多いのです。

誰でも認めたくない自分の性格などを持っています。

自分を理解するということは、
認めたくない自分の性格なども認めなければいけなくなります。

見つめなければ、そのときはそのことを考えていないので、
まるでそれは無いように感じることもできるでしょう。

しかし、それは見ていないだけで、確実に存在します。

自分では存在していることに気が付いているから、
ずっとその部分が気になってしまって、気持ちが落ち込みやすくなるのです。

自分を見つめるのも、様々な人との出会いや、
今まで知らなかったことを知ったりしていって、
あるタイミングでできるようになることがあります。

準備が整っていないと、自分を見つめるというのはなかなかできないのです。

その前段階で、引っかかるというのが起きます。

「そろそろ自分のこんな性格を変えたいな」

そういう風に思えてきているときは、かなり準備ができてきている状態です。

逆に、

「自分を変える必要はない」

と思っているときは、まだまだ準備ができていない状態ですので、
自分を見つめることは、まだしなくても良いのだと思います。

適切なタイミングで、人は変わっていきます。

自分を変えると、変化を加えたことにより相手も変わることがあります。

まずは、意識することができるようになれば、
あとはどんどん準備が整っていって、
自分の思った自分へと変わっていけるようになるでしょう。

■適当になるとは、簡略化していくこと■

適当になるとは、簡略化していくことです。

真面目に考えていると思考に捉われが多く、
思ったとおりにならないことから、それがストレスになっていきます。

ですが、適当に考える人は、ものごとへの捉われが少ないので、
出てきたことを出てきてから考えるようになります。

実際、何が起きるのかわからないのですから、大まかな予想は必要ですが、
細々とした予想はしても仕方がないところがあります。

適当に見える人は、最初はものすごく考えて、真面目だった人が多いものです。

真面目に考えると疲れてくるので、もっと簡単に考えたほうが、
疲れが少なくなることを、真面目に考えていた過程で学んだ人が多いでしょう。

たとえば、A→B→C→D→Eという思考の流れがある場合に、
真面目な人は、そのままA→B→C→D→Eと思考します。

人によっては、さらにAからBの間に、
また新しいA→B→C→D→Eが入ることもありますが、
いちいち何かを考えるたびに、こんなに細かく考えれば疲れるのは当然です。

適当な人は、A→B→C→D→Eを、A→Eなどのように、
簡単に考えるようにしているだけなのです。

適当というのは、何も考えていないわけではなく、簡略化しているだけなのです。

中には本当に何も考えていなくて適当な人もいるかもしれませんが、
実際のところはこれもまた、相手の心を中を覗けない以上は、
わからないものです。

真面目な人は常に沢山のことを考えているので、
それをシンプルにしてくと、ストレスも疲れも減ってくるでしょう。

■思考をシンプルにするには、不要な部分を消していくこと■

思考をシンプルにするには、不要な部分を消していくことが必要になります。

さきほどのA→B→C→D→Eのように、
A→Eへと中間を飛ばして考えることができるのに、
最初から最後までしっかり考えなければいけないと捉われて、
いつもいつもシンプルに思考しない人は多いものです。

手順というのも、いらない部分は減らしていけば、楽になりますし早くなります。

どこを減らせばシンプルにできるのかも、考えなければできませんが、
考えればできるようになります。

そこに到達する方法というのは沢山あります。

自分に合った方法を探すためにも、
疑問を持ち、見たくない部分を見つめるようにすると良いでしょう。

前を向けば、前を向くために必要なものが見えてくるようになります。

不安や恐怖ばかりに目を向けるのではなく、
楽しいものに目を向ければ、毎日が楽しくなります。

どんな人でも、みんな素晴らしい才能などを持っています。

少しずつで良いので、行動をしていってください。

■まとめ■

真面目に考えすぎる理由は、恐怖や捉われが強いからで、
真面目すぎると警戒しすぎて相手に心を開けなくなることがあります

いくら考えてもわからないことはわかりませんので、
人を理解しようとするよりも、まず自分で自分を理解するようにしてみましょう

適当になるとは簡略化していくことですので、
思考をシンプルにするために、不要な部分を消して考えていくことで、
真面目から適当へと変化していくことができるでしょう。