人間関係は楽しい!ストレスが少なくなる悩みへの考え方

人間関係での悩みについて、ストレスを少なくする方法などを書いています。

相手を笑顔にする方法 自分の笑顔を増やして反射させる

f:id:ningenkankeitanosii:20150902174918j:plain

■気になる人を笑顔にしたい■

好きな人や大切な人が笑っていると、
自分もとても嬉しくなりますね。

「色々やってみたけれど、なかなか相手が笑顔になってくれない」

そんな悩みを抱えている人も多いでしょう。

もっともっと相手に笑顔になってもらうには、
まず、自分が笑顔を増やす必要があります。

■反射で人は笑顔になる■

笑顔になれないときというのは、何か嫌なことがあったときや、
気分が上がらないときなどが多いでしょう。

逆に、笑顔になるときは、何か楽しいことがあったときや、
体調が良いときや天気が良いときなどに自然にニコニコしてしまいますね。

自分と話す相手が笑顔になってくれたら、自分も嬉しくなり、
楽しい時間を過ごすことが出来ます。

相手を笑顔にするには、自分が笑顔で相手に接することが大切です。

人は、反射的に接している相手と同じような動きや感情になることがあります。

強靭な精神の人は、相手に惑わされず、
常に自分の感覚で生きることも出来るかもしれません。

ですが、多くの人は、相手や周りの影響で自分の心の状態が大きく変化します。

つまり笑顔も、
「自分が笑顔だと相手も笑顔になりやすい」
というのがあります。

私の経験ですが、相手に対して自分が笑顔で接していないときは、
相手も同じように笑顔を出さないままで会話することがあります。

しかし、自分が笑顔で接すると、途端に相手も口角が上がり、笑顔になります。

確立で言えば、8割くらいはこちらが笑顔になると相手も笑顔になります。

相手が普段から笑顔を心がけている人の場合や、仕事での接客などの場合は、
最初から相手が笑顔の場合もあります。

笑顔ではない相手に対しても、こちらが笑顔で接すると笑顔になる、
というのがあるのです。

この原理を利用して、相手を笑顔にしてみましょう。

■笑顔が作れなくても気持ちは伝わる■

普段、笑顔で人と接しない人が急に笑顔を作っても、
笑顔がぎこちないこともあります。

ですが、ぎこちない笑顔でも笑顔を作ろうとする気持ちから、
「この人は頑張って笑顔で自分と接しようとしているんだな」
と、相手も好感を持つことがあります。

笑顔は鏡を見ながら練習したりして、
顔の筋肉の使い方を覚えていけば、難しいものではありません。

言葉を交わすときに、最初は意識して笑顔をつくっていけば、
経験を積むにつれて、会話するときに自然に笑顔になるようになります。

人と人は相性もありますので、ぎこちない笑顔に好感を持たない人もいます。

そういう相手には、相性が合わないと割り切るか、
もっとナチュラルな笑顔になれるように、
笑顔の練習を鏡の前で、もっと沢山してみましょう。

■機嫌が悪くて笑顔になれないときは?■

「嫌なことがあって、笑顔になんてなれない」
というときもあるでしょう。

しかし、笑顔をやめてしまうと、
相手まで不機嫌になってしまうこともあります。

ブスっとした顔で不機嫌そうにしている人と、
嫌なことがあっても笑顔でいる人と、
どちらが魅力的かは言うまでもないでしょう。

自分に嫌なことがあると露骨にブスっとした顔をすれば、
自分の周りにもそのような人が集まってきます。

自分が上機嫌でニコニコして良い気分でいるのに、
「嫌なことがあった」
という人の話を聞いていて、自分のテンションがどんどん下がってしまった、
という経験をしている人は多いでしょう。

嫌なことが起こらないなんてことは、まずありません。

自分の心次第で多少、嫌なことへのストレス度合いを変化させることはできますが、
嫌なことが起こらない、なんてことは無いのです。

機嫌が悪いときも、自分がブスっとしないようになれば、
周りにも機嫌が悪くてもブスっとしない人が増えてきます。

人は同じような人と一緒にいるのが一番居心地が良いので、
機嫌が悪くても笑顔の人と一緒にいると、
機嫌が悪いときにブスっとすることが、悪いことをしているような気分になって、
それが出来なくなるか、その人と一緒にいたくなくなります。

機嫌が悪いときにブスっとする人が好きで、自分もそれが好きならば良いのですが、
そういう自分や相手が嫌ならば、まずは自分が変わることが必要になります。

人の反応は面白いもので、こちらの反応と同じように反応することが多いものです。

相手を笑顔にしたいなら、自分はずっと笑顔で接すれば良いのです。

嫌なことがあったという話をしているときに、
一緒になって嫌な顔になっている人もいますが、
それではいつまでたっても相手に笑顔にはなってもらえません。

人を笑顔に出来る人は、相手が不機嫌なときに、
「美味しいものでも食べに行って、元気になろう!」
「そういうときもあるよ、でも次は大丈夫だよ!」
など、笑顔で励ましてくれる人です。

相手がどんな状態であれ、自分が笑顔を保って、
相手も笑顔の方向へに引っ張るくらいのつもりで接してみると、
意外と相手も笑顔になるものです。

■言葉遣いも笑顔と同じくらい大切■

笑顔ともうひとつ必要なことは、優しい思いやりのある言葉遣いです。

いくら笑顔で接しても、思いやりのない言葉遣いでは、
相手は笑顔には、なかなかなってくれません。

人が笑顔になるときは、相手の気持ちに感動して笑顔になることが多いからです。

そういう意味で、言葉遣いというのはとても大切なものなのです。

同じ意味でも、思いやりのある言い方と、無い言い方では、
相手に与える印象がまるで変わります。

今までの自分の言葉遣いでは、思いやりがなかったとしたら、
人が喜ぶ言葉遣いを学べば良いだけなのです。

自分の近くに、人に愛されている人がいれば、
その人は普段どのようなことを言っているのか?
どのような態度をしているのかを見てみると、
人に好かれるコツも分かってくるでしょう。

近くにお手本になりそうな人がいなければ、
本やネットなどで、人に好かれる人の特徴などを探せば知ることが出来ます。

自分を変えていくのは、始めは大変に感じることもあります。

しかし、大変なのは最初だけで、慣れてくると楽しくなるだけなのです。

今までやらなかったことを行うときに、簡単に出来る方が無理な話しでしょう。

最初は色々あると分かって挑めば、
意外と想像していたよりも簡単だったりするのです。

■想像するよりも行動してみる■

なかなか行動できない人は、取り越し苦労などをしやすい傾向があります。

そしてネガティブな想像は、
現実よりもネガティブに考えやすい性質があります。

嫌なレベルがあるとして、最高値が10だとします。

現実では5と感じる程度なのに、
想像の段階では15くらいに感じている人はとても多いのです。

まだ行ってもいないのに、
嫌なレベルの最高値を超えるほどの想像をしているのです。

現実でも起こらないようなくらいのレベルで想像してしまって、
動けなくなっている人はとても沢山います。

そうならない為にも、まずは、簡単なことからはじめてみましょう。

笑顔で人と接するのも、行ってみるとそんなに難しいことではありません。

会った人全員に笑顔で接することが出来ないならば、
一日に3人には笑顔で対応するぞ、
と人数か回数を決めて行ってみるのも良いでしょう。

無理をすると続かなくなりますので、
自分が出来る範囲で行動を続けてみて下さい。

続けていれば、慣れてくることが増えてきます。

慣れてくると、今までのエネルギーよりも、
小さなエネルギーで行動が出来るようになります。

自分の中のエネルギーに余裕が出てきたら、
次は今よりも少しエネルギーを使うように、ハードルを上げれば良いのです。

その為にも、自分がどのくらい行えば疲れてしまうのかを知る為に、
とりあえず行動して知る必要があります。

前向きに成長しようとしている人を馬鹿にする人はあまりいないものです。

もし、自分が成長しようとしているのに、馬鹿にしてきたり、
止めようとしてくる人がいたら、
「心配してくれてありがとう、でも私は変わりたいからやってみたいんだ」
と、感謝の言葉を伝えながら、自分の行動を続けてみて下さい。

人の成長を止めようとする人は、その人も成長をしたくない人です。

成長をしない人の近くにいると、自分も成長出来なくなってしまいます。

相手を変えることは出来ませんが、自分はいくらでも変わることが出来ます。

相手を笑顔にしたいなら、まず、自分の笑顔を増やしていきましょう。